あなたの人的資本

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お金をたくさん貯めている人は金融資産を、自分名義の不動産などを持っている人は実物資産を持っているということになります。

人的資本とはあなた自身の資産価値です。大手上場企業部長という肩書きではありません。あなた自身が持っている「お金を稼げる力」のことです。

あなたが今まで築いてきた知識、経験、人脈といったスキルや能力が、あなたの人的資本になります。

知っておきたい自分の人的資本

知っておきたい自分の人的資本

一般的には若い人は今後働ける年数が長いので、若い人の方が人的資本が大きいと考えられますが、今の世の中はそうでもありません。

能力、年齢、経験、スキルといったもの全てが今後のキャリアにおいて大きく違ってきます。

働き方や今の仕事、今の収入やあなたが持っている能力とスキル、性格や人脈などから客観的に自分の人的資本を考えてみましょう。

自分の人的資本

例えば、

  • FP1級を持っている
  • プレゼンが得意
  • 営業が得意
  • 英語が話せる
  • 接客が上手
  • リーダー資質を持っている
  • 人脈が広い
  • コミュニケーション能力が高い
  • プログラミングが出来る
  • SEOに詳しい
  • 特定の分野で専門的な知識を持っている

など、挙げればたくさん出てきますが、これらを参考に、あなた自身の人的資本を考えることが、これからの働き方や収入に直結していく重要なことです。

あなたはあなた自身に求められている

あなたはあなた自身に求められている

あなたの人生はあなたが決めます。さらに言えば、今のあなたの姿は過去のあなたの結果です。

海外から見ると異様な光景と言われる新卒の就職活動。実は企業が最もお金をかけているのは採用教育です。

企業は、自社にとっていかにあなたが優れた人的資本なのかを見て、さらに人的資本を大きくしようと教育・トレーニングをしています。

社内で様々な研修があるのは、人的資本を大きくしようとしているからですね。人的資本が豊かになれば企業にとっても良いことです。

どんな教育・トレーニングを受けるのかは、全て自分次第ということを忘れてはいけないと僕は思っています。

周りがやってるからとか、用意されてるからとか、強制参加とかも、「やる」という意思決定し、行動に移したのは自分です。

誰かに嫌々やらされていると勘違いし、その教育やトレーニングを上の空で無駄にしてしまっては、とても勿体ないですし、今後のキャリアに確実に影響します。

キャリアに関する教育やトレーニングは、止めしまったら人生の試合は終了してしまいます。

働く限り学びはずっと続けていかなくてはならないし、不労所得や早期リタイア、経済的自由も人的資本がないと成し遂げられません。

あなたの生涯年収はいくら?

あなたが理想とする人生は幾らの年収が必要でしょうか?800万円?1000万円?5000万円?1億円?

ちなみにサラリーマンの生涯年収の平均は約2億5000万円と言われています。

あなたの理想とするライフプランは、幾らのお金が必要なのかを書き出していけば、逆算して必要な収入が分かりますし、それに必要な人的資本が分かります。

必要な人的資本がなにか分かれば、適切な教育やトレーニングを受けることが出来ます。

教育やトレーニングを受ける時には必ずお金がかかります。ピンキリですが英会話スクールなんかもそうですね。

教育やトレーニングにお金をかけることは、自分の人的資本に投資しているということです。この投資がキャリアプランやライフプラン、生涯年収を上げることに役に立ちます。

また、知識や経験が増えていくと、悪いものに騙されないような力が身に付くので、防衛策としても有効に働きます。

学びを止めたら、そこで試合終了です。

そうなりたくないので、僕はこれからも学び続けようと思います。

それでは。

卯木 惟史

卯木 惟史

ファイナンシャルアドバイザー/ 資産形成・運用・保全・継承に関するサポートをしています。

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PROFILE

 

■卯木惟史

■ファイナンシャル・アドバイザー

■ファイナンス教育事業

■HP制作事業

■通信・共済事業

■お寺の19代目・現副住職

 

ど田舎のお寺生まれで今はファイナンシャルアドバイザーとお寺の二足の草鞋。

 

大学を卒業し、飲食業界・不動産業界・ブライダル業界を経て独立。

 

個人向けに資産形成・運用のアドバイザリー業務を行いながら、豊かな未来への架け橋となるようファイナンス教育を行っています。

 

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