久しぶりに不動産業界で営業マンをされている方とお話する機会があり、僕も前は同じ不動産の営業マンだったので、量は質を凌駕するということを記事にしてみます。
量は質を凌駕する。仕事やスポーツ、語学習得においてやその他色々なことに当てはまる言葉。結果を出そうと努力する人は一度は考えると思います。
どのような分野でも結果を出している人は大体共通点があります。それがとにかく量をこなすということです。
例えば営業マンであれば、アポイントを取ってプレゼンして契約に至るのが一般的な流れだと思いますが、月に10プレゼンで1契約しか取れなくて悩んでいる人は、月に20プレゼンしたら2件契約できることになりますし、30プレゼンだと3件の契約です。
極端ですが、月に100プレゼンしたら10契約なので単純に売り上げは10倍。それに比例して収入も上がります。
ある伝説的な営業マンも仰っていましたが、数字を上げる為には「母数」が大事なんですよね。
僕は営業マンではありませんが、以前は不動産の営業マンだったので母数が大事だということはすごく分かるんです。量をこなしていくと、経験値があるので自然と質も高まってきます。
1日700件くらい電話営業して年収もそこそこでしたが、もしこれが1日70件だとしたらただの固定給泥棒になっていたと思います。
1日にそれくらいの量をこなしていたからこそ、パターンが分かってきたり切り返しも上手くなったり、相手がどのようなことを求めているのかも段々と分かってくるんです。
駆け出しの営業マンは右も左も分からないということも少なくないと思いますが、まずは量をこなすってことが大事なんですよね。
バスケの3Pシュートも練習あるのみで、どれだけ練習してきたかで成功率も変わってきますし、ひたすらシュートフォームの研究をしたとしても、実際にシュートを打たなければ上達はしません。
最初から質にこだわるとほとんどが結果が出ないままでしょう。最初から質を求める人も多くいますが、量をこなさないと質は上がらないと僕は思っています。
時間は有限ですので質や効率を求めるのも正解ですが、量をこなすことは経験という財産になります。
昔を思い出して改めて、結果を出す為には「量をこなした次に質を高める」ことが王道だと思いました。
それでは。