世界で最も価値の高い硬貨ってご存知ですか?
実は私たち日本人にとても近い存在の硬貨だったんです。
その硬貨は、日本の「500円玉」なんですね。
500円玉は、1982年以降の自動販売機の急速な普及により生まれた背景があり、耐食性と強度がある銅合金でできています。
偽造対策としても世界初の仕組みが取り入れられ、硬貨の側面にギザギザや、微細な穴の加工や線の加工も施されました。
見る角度によって、数字が見えたり隠れたりする仕組みにもなっています。
また、500円玉硬貨は日本人にとっては普通のことかもしれませんが、海外を見ると、実はここまで高価な硬貨は珍しいことなんです。
500円玉と渡り合える価値の硬貨としては、スイスの5フラン硬貨が挙げられます。
為替相場にもよりますが、今日2022/1/24現在で「5フラン=623円」。
今は5フラン硬貨の方が高いですが、500円玉が登場してからの為替変動を見ても、500円玉の方が高かった時期が長いのです。
ちなみに余談ですが、500円玉の原価は約19.9円。1円玉の原価はなんと3円です。
普段何気なく使っている500円玉ですが、当たり前のことに対して疑問を持つことは大事ですね。
以上、お金の雑学的なお話でした。
それでは。